シミ取りコスメの正しい選び方について

鏡をみる女性

 

年齢とともに気になるシミ、シワ、肌のたるみ……。
こうしたトラブルは長い時間をかけ、肌の中に蓄積され続けてきた紫外線
が原因のひとつ。

 

生涯受ける紫外線の半分以上は10代の間に浴びるとされております。
若い頃のUVケア不足を後になって後悔する人も多いはずです。
せめて自分の娘にはちゃんと教えてあげたいですよね。

 

では、白く、ハリのある肌を目指すため、数ある化粧品の中から自分にぴったり合うひとつをどうやって見つけたらよいのでしょう? 



美白化粧水、シミ取りクリームを成分でカテゴリ分けします

1.予防型(メラニン色素の合成を抑える)/

プラセンタエキスビタミンC(誘導体含む)、カミツレエキス(カモミラエキス)、アルブチン、油溶性甘草エキス(グラブリジン)、茶抽出液、ルシノール、トラネキサム酸など

 

このタイプは、シミが出来ないようにする予防タイプです。

 

 

2.抗酸化型(紫外線から肌を守る)/

ビタミンC(誘導体含む)、ビタミンE、コエンザイムQ10、ポリフェノール(茶葉、オリーブ、イチョウ、オウゴン等のエキス、エラグ酸など)など

 

このタイプは、つまり抗酸化型は細胞の老化を抑えるので老化肌対策といえます。

 

3.漂白型(肌の生まれ変わりを助ける)/

AHA(グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸などフルーツ酸と呼ばれる成分)、ハイドロキノン、レチノール、フルーツリンクルプロテクトエッセンス、酵素洗顔料、フェノールなど

 

こちらの漂白型は肌のターンオーバーを促しできてしまったシミを薄くするのにも効果的な成分です。

 

4.いまあるシミに直接働きかけるもの/

ビタミンCハイドロキノン高濃度のクリームに分けられます。

 

こちらは、すでに出来てしまったシミを薄くするために直接メラニンに働きかける成分ですね。

 

このように、美白をうたった化粧品にはこうした成分がいくつか組み合わせて配合されていたり、中でもどれかの成分を特に強化して配合しているものがあったりと、商品によってさまざまな特徴があります。

 

購入する際はぜひパッケージの成分表をチェックして、自分が求める成分が入っているものを選んでくださいね。

 

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